運転 上達
上手に運転するポイントは
運転免許は取ったけど、いきなり一人で運転となると不安な事ばかりですよね。
試験の時とはまったく違う車や環境で「なんの準備もせずに運転してしまう」と事故に合う危険性は高まります。
しかし、この記事を読んで運転前に確認するべきポイントと上達のコツを知れば運転に対する不安は減り、事故にあう可能性も低くなります。
- 初心者マークは付けない方がいい?
- 正しい運転姿勢とミラー角度は?
- 気をつけた方がいい道路標識がある?
- 車の運転を上達させる7つのコツとは?
「運転前の準備」は上達への近道!
免許を取ったらまずは自宅の車や練習用に購入した車で出かけたくなります。
しかし、教習所で運転していた車と今からあなたが運転する車は同じ物でしょうか?
初心者マークは付けない方がいい?
「初心者マークを付けるのが恥ずかしい」と思うことが恥ずかしいって教官が言ってた😳 pic.twitter.com/iFapdkaetH
— 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) March 8, 2022
「初心者マークを貼るのが恥ずかしい」という人もいますが、自分の運転技量が低いことを自覚することは運転上達の第一歩です。
この初心者マークがあるだけで周囲の反応はあなたに寛容になるので必ず貼りましょう。
初心者マークにはルールがある?
初心者マークを貼る位置や期間などのルールは道路交通法で定められています。
意外と忘れがちなのが、初心者マークは車の前後に貼るということです。
主なルール
- 地上から0.4m~1.2m以内の見やすい位置に貼る
- 前と後ろの2か所に貼る
- 免許を取得してから1年間の表示する
- レンタカーや車を借りる場合も必要
- 普通自動車以外には付けなくてもいい
また、初心者マークを付けなかった場合は減点と反則金があるので注意が必要です。
『初心者運転標識表示義務違反』 | 違反点数:1点 |
反則金:4000円 |
あまり知られていませんが、初心者マークは1年が経過しても外す義務はありません。
運転が不安なうちは初心者マークをつけ、万全を期しておきましょう。
シートやミラーの位置を調整する!
運転を上達させるには、疲れない運転をすることが肝心です。
緊張状態で運転して、運転後にぐったりしてしまうことはありませんか?
もしかすると、余計に疲れてしまうのは運転姿勢が問題なのかもしれません。
運転姿勢を改善するには「シートの位置」と「ミラーの角度」を見直しましょう。
シート位置の目安
シートの位置を調整して運転しやすい環境を作りましょう。
背中が丸まったり、足を延ばしすぎないようなリラックスできる運転姿勢が理想です。
シートの高さやハンドルの角度や高さをも調整しておきましょう。
理想の運転姿勢
- 背中:背もたれにぴったり付ける
- 足:ブレーキを踏んで軽く曲がる
- 腕:ハンドル上部を握って軽く曲がる
- 頭:ヘッドレストに違和感がない
ミラー角度の目安
頭や体を動かさないと後方が見れない場合、ミラーの角度を調整する必要があります。
視線だけで後方を確認できるのが、理想のミラー角度です。
これにより、スムーズな車線変更や車庫入れが可能になります。
理想のミラー角度
- サイドミラー:左側面から約1/3に車体、下部45%が地面、上部55%に空が映る
- ルームミラー:ルームミラー両端に後部座席のヘッドレストが映る
関連記事:【運転初心者向け】気をつけるべきポイントは?「無事故運転」できるかは”運転前の準備”で決まっている!
標識について復習しておく!
「この標識なんだったっけ…」と悩んでいる時、後ろからクラクションを鳴らされると焦ってしまいますね。
いざという時に焦らないで済むように、道路標識を復習しておきましょう。
似ている標識
- 「駐車禁止」と「駐停車禁止」
- 「車両通行止め」と「駐車禁止」
- 「一方通行」と「指定方向外進行禁止」
- 「一方通行」と「左折可」
また、道路交通法の改正にも注意しておきましょう。
交通違反の取り締まりでは「検挙基準」があり、この基準を満たした違反はどのような理由があろうともキップを切られます。
改正された道交法
- 「ながら運転」の罰則の強化
- 「妨害運転罪」であおり運転を厳罰化
- 後列シートベルトの義務化
とくに気をつけて欲しいのは、あおり運転厳罰化による「妨害運転罪」が適用されることです。
自分ではあおり運転しているつもりはないけど、相手があなたの運転に恐怖を感じているかもしれません。
関連記事:あおり運転は”免停”どころじゃすまない!一発で『免許取り消し』、3年以下の懲役または50万円以下の罰金!
車の運転を上達させるコツとは?
運転を上達させるには、毎日運転する事が一番の近道です。
しかし、何も考えずにただ運転するのではもったいないです。
ここで紹介することを意識しながら運転するとさらに上達します。
上達のコツ① 運転前に車の周りを一周する!
この方法は、私の職場でも定期的なドライバー教育事項に入れている項目なのですが、
運転前に車の周りをぐるりと一周することはメリットの多いおすすめ運転上達法です。
運転前のルーティンにしておくと苦にならないし、車の車幅・車長を体で覚えることができます。
車の車幅・車長が感覚的に理解できると、車を自分の体の一部のように自由に使えるようになります。
一周法のメリット
- 車の車幅や車長を自分の体に覚えさせる
- 車の周りの障害物に気付ける
- 車の傷など異変に気付ける
- 車の下の小動物などに気付ける
上達のコツ② 少し先を予測する!
今回のロンツーで唯一ヒヤッとしたのは別府のこれ。
積載してるからいろいろ遅くなるし
かもしれない運転大事。 pic.twitter.com/8qhkXoOFcO— AWA@Serow250 (@WATARUserow) December 8, 2022
運転がうまいとされる人はみなリスク回避能力が高いです。
このリスク回避能力は、普段の運転でかもしれないを意識することで身に付きます。
具体的なやり方は以下の記事で解説しています。
関連記事:運転に不安があるのは当たり前!運転が苦手なあなたは『かもしれない運転』を意識しよう!
上達のコツ③ 一時停止は必ず守る!
そもそもなぜ一時停止をしなければならないのでしょうか。
飛び出してくる歩行者や自転車に対応するためですよね。
同時に逸る自分の気持ちを落ち着かせる時間でもあります。
一時停止を絶対に停車すると決めてしまうと、一時停止前の速度も緩やかになります。
燃費・安全・事故防止の面からも有効な運転上達法と言えるでしょう。
横断歩道も一時停止!
横断歩道で渡ろうとしている・もしくは渡るかもしれない人がいたら、一時停止して渡らせるのは道路交通法で定められています。
『横断歩行者等妨害等違反』 | 罰則:3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金 |
違反点数:2点 | |
反則金:普通車なら9000円 |
上達のコツ④ 視野を広げる!
あなたは運転中どのくらい先を見て運転していますか?
よく見かけるのは、目の前の車だけ一点集中して見つめている人、交差点で自分行きたい方向だけ見て突っ込んでくる方がいます。
そういう運転をしていれば、今はたまたま、周りの車のおかげで事故に合っていないだけ、いつか大きな事故を起こして後悔することになるでしょう。
住宅街や狭い路地などはカーブミラーを確認することで、自転車や子どもの飛び出しに気づく事ができます。
上達のコツ⑤ ウインカーを出す前に周囲を確認する!
車線変更や追い越しを行う時にはウインカーを出します。
しかしウィンカーを出したと同時に車線変更を行う危険なドライバーが後を立ちません。
これはマナー違反ではなく,道路交通法違反で罰則も定められている行為です。
車線変更を行う時は,車線変更を開始する3秒前に、また右左折時は右左折する地点から30メートル手前の地点に達した時に,ウインカーを出すことと定められています(道路交通法53条1項,道路交通法施行令21条)
30mの目安を知る!
・交差点の予告マークを利用する交差点の予告マークを利用する
・破線の長さを利用する
・交差点の破線→実線に変わるタイミング
・止まってる車の台数で判断する。
などが上げられます。
初心者が「駐車」を少しでもラクにする方法
少しでも簡単に駐車場探しをする方法
高さ制限や重量制限、金額の高い安い、カード可、ポイント可、打ち切り最大料金、また以外に多いのはせっかく見つけても一方通行で見えているのに大回りしてこないと入れないなど、運転しながら確認することを数多くあります。
目的地が決まっているのなら事前に周辺の駐車場を確認しておきましょう。
最近は、アプリを使って満車空車情報がリアルタイムにわかる便利な機能もあります。
「駐車場がない…どうしよう…」と焦らずに済むように、事前の駐車場所の確認は重要です。
関連記事:【運転初心者向け】遠出ドライブするなら絶対知っておくべき8つのポイントを解説!!
「特P」ならネットで駐車場が予約できる!
もっとも確実な方法として、目的地周辺の駐車場を予約しておくことも可能です。
駐車場予約サービス タイムズのBは、目的地の住所を入力すると近くの駐車場を検索してくれるのでWeb予約、駐車場の住所をカーナビの目的地に設定すればあとは出発するだけです。
特徴としては、入会金・年会費・月会費が0円で金額も破格な料金があり相場の半額以下の駐車場が用意されていたりします。
もちろん事前予約すると必ず停められますので、満車に困らず駐車場を探さないので時短に繋がります。
初心者からみてうれしいポイントはコインパーキングみたいにゲートやフラップ板がなく、ほとんどの駐車場では、出入りが自由です。
駅近、スタジアム、有名スポットの周辺にどんどん増えてきています。
無料なので取り合えず登録だけでもしてみましょう。